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銀座の中華料理店で38人が食中毒に

2016年2月1日 17:10

 東京都は1日、中央区銀座の中華料理店でコース料理を食べた男女38人が、ノロウイルスが原因の食中毒になったと発表した。

 東京都によると、食中毒がおきたのは、中央区銀座の中華料理店「GINZA芳園」で、先月22日から23日にかけてコース料理を食べた客のうち、7歳から68歳の男女38人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたという。そのうち18人からノロウイルスが検出され、従業員2人からもノロウイルスが検出されたという。

 食中毒となった客が食べていたコースは、1970円の昼のコースから1万500円の夜のコースまでさまざまで、なかには北京ダックやアワビ料理など高級食材を使ったメニューが含まれるコースもあった。

 食中毒の原因となった料理は特定されていないということで、保健所で調査をすすめている。中央区は1日から4日間、店の営業停止を命じた。