銀座の中華料理店で38人が食中毒に
東京都は1日、中央区銀座の中華料理店でコース料理を食べた男女38人が、ノロウイルスが原因の食中毒になったと発表した。
東京都によると、食中毒がおきたのは、中央区銀座の中華料理店「GINZA芳園」で、先月22日から23日にかけてコース料理を食べた客のうち、7歳から68歳の男女38人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたという。そのうち18人からノロウイルスが検出され、従業員2人からもノロウイルスが検出されたという。
食中毒となった客が食べていたコースは、1970円の昼のコースから1万500円の夜のコースまでさまざまで、なかには北京ダックやアワビ料理など高級食材を使ったメニューが含まれるコースもあった。
食中毒の原因となった料理は特定されていないということで、保健所で調査をすすめている。中央区は1日から4日間、店の営業停止を命じた。