有効求人倍率1.28倍 24年ぶり高水準
今年1月の有効求人倍率は1.28倍となり、約24年ぶりの高い水準となった。
厚生労働省によると、仕事を求める人一人にどれだけの求人があるかを示す1月の有効求人倍率は1.28倍と、前月を0.01ポイント上回った。12か月連続の上昇で、1991年12月以来、約24年ぶりの高い水準。医療や保育所などの福祉分野や、小売業、それにサービス業などを中心に求人が多い傾向が続いている。
一方、総務省が発表した1月の完全失業率は前月比0.1ポイント低い3.2%だった。女性は前月と同じ2.9%だったが、男性は0.2ポイント改善して3.4%。また、前月に比べて正規雇用・非正規雇用ともに増えている。