厚生労働省は、企業ごとに、女性の活躍の状況を数値化したデータベースを公表した。管理職に占める女性の割合や、男女の育児休業取得率などを比較することができる。

　厚生労働省が先月２９日から、インターネット上で「女性の活躍推進企業データベース」の公表を始めた。企業名で検索すると、男女の勤続年数、男女の育児休業取得率、管理職に占める女性の割合、平均残業時間など、企業が公表したデータを見ることができる。

　業種での検索も可能で、同じ業種の企業で、女性の活躍の度合いを比較することができる。

　去年に成立した女性活躍推進法は、従業員３０１人以上の企業を対象に、今年４月までに、女性の活躍状況を把握し、数値として公表するよう義務付けていて、厚労省は、データベースを今後も更新するとしている。

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