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来年度の年金額 3年ぶりに据え置き

2016年1月29日 20:37

 厚生労働省は、来年度、高齢者が受け取る年金の額を、今年度と変わらず、据え置くと発表した。据え置きは3年ぶり。

 厚生労働省が発表した来年度の年金額は、国民年金を満額受け取る場合、現在と変わらず、1か月6万5008円。

 年金の額は、毎年度、物価や賃金の変動にあわせて、この時期に決められる。物価が上昇すれば、年金額も引き上がるはずだが、物価の上昇率が、賃金の上昇率よりも大きい場合は、保険料を納める現役世代の負担が大きいとして、年金額を据え置くとする規則があり、今回はそれにあたる。