皇后さま ジョルジョ・モランディ展を鑑賞
皇后さまは7日午後、東京駅にある美術館で「ジョルジョ・モランディ」展を鑑賞された。
この展覧会は、日本とイタリアの国交樹立150年を記念して開催されているもので、静物画で知られる20世紀のイタリアの画家、ジョルジョ・モランディの作品が約100点展示してある。
モランディは同じつぼや瓶の配置を組み換えて構図や色調の違う絵を描き続けており、皇后さまはしきりに絵を見比べ、「面白いですね」と熱心に鑑賞されていた。
案内した学芸員によると皇后さまは「ピカソやマティスが生きていた時代ですか」と質問をした他、「結局、何が一番描きたかったのかしら」と画家が目指したテーマについて美術用語を使って話されるなど、美術について非常に詳しい様子だったという。