【熊本地震】500件超が立ち入り『危険』
国土交通省は、今後の地震で倒壊などの危険性がある建物が、益城町と熊本市で少なくとも545件に上ることを明らかにした。
国土交通省によると、益城町と熊本市で、建築士などが建物ごとに安全性などを判定しているが、18日までに判定を終えた1065件のうち、今後の地震で倒壊やガラスの損傷などの可能性があり立ち入りが『危険』と判断された建物は、半数以上に当たる545件に上っているという。
また、立ち入りに注意が必要な『要注意』と判定された建物は、約30パーセントに当たる318件だった。判定を終えた建物については、立ち入りが『危険』が赤色、『要注意』が黄色、被害が少なく使用が可能と判定された建物には緑色のステッカーを貼って注意を呼びかけている。
この判定作業は引き続き、益城町と熊本市で行われ、今後は他の被災市町村でも行われる予定。