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南阿蘇村避難所で28人ノロウイルス感染か

2016年4月23日 17:56
南阿蘇村避難所で28人ノロウイルス感染か

 熊本地震の影響で避難生活が長引く中、南阿蘇村の避難所で28人がノロウイルスに感染した疑いがあることがわかった。

 ノロウイルスの感染拡大を防ぐため、避難所ではスタッフが24時間態勢で手洗い指導を始めている。南阿蘇中学校の避難所では、23日午前、隔離されていた高齢の女性が病院へ搬送されていった。400人あまりの避難者のうち28人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、ノロウイルスに感染した疑いがあるという。

 避難所では消毒の徹底やトイレの衛生管理などの対策をしたほか、村は感染拡大を防ぐため、一部の避難者に別の施設に移ってもらうことも検討している。

 一方、村内では行方不明の2人の捜索が続いていたが、救助隊員が入っていた高野台の現場では23日午後2時すぎ、雨のため捜索が中断された。

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