夏の風物詩「錦帯橋のう飼」始まる 岩国市
山口県岩国市の夏の風物詩「錦帯橋のう飼」が1日夜から始まった。
「錦帯橋のう飼」は、約400年前に始まったとされる岩国市の夏の風物詩。1日夜は、招待客や観光客約160人が10隻の遊覧船に乗り込み、かがり火の下、腰蓑姿の鵜匠が巧みに鵜を操ってアユを獲る伝統の漁を楽しんだ。
「錦帯橋のう飼」は昨シーズン、82日間運航され、5120人が乗船した。今年はサクラの時期の春の遊覧船に目標の2倍にあたる約1万人が乗船し幸先よいスタートを切っていて、観光協会では、今シーズンの鵜飼い遊覧の目標を去年を上回る6000人と設定している。
鵜飼い開きとなった1日夜は、絶好のお天気となり、遊覧船からは何度も拍手が起こっていた。「錦帯橋のう飼」は9月10日まで行われる。