熊本地震で初 仮設住宅への入居始まる
熊本地震では初めてとなる仮設住宅への入居が、熊本県甲佐町で5日から始まった。
入居が始まったのは、甲佐町に建設された仮設住宅90戸。室内には熊本県産の木材や畳表が使われているほか、東日本大震災の後、仮設住宅で孤独死が起きたことを教訓に、住民同士が交流できるよう縁側が設けられた。
入居する本田公忠さん(89)「コンロも全部そろっているな。これなら1人でも大丈夫だな」「感謝です。今からの人生をゆっくり過ごします」
熊本県は7月中旬までに、2657戸の仮設住宅を完成させる予定。