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各地で警察官選手の壮行会 リオ五輪

2016年7月12日 20:12
各地で警察官選手の壮行会 リオ五輪

 来月に迫ったリオデジャネイロオリンピックに、射撃などの競技で出場する警察官の壮行会が各地で行われた。

 リオデジャネイロオリンピックには、警視庁から、射撃の佐藤明子巡査部長(32)、フェンシングや水泳など5種類の競技を行う近代五種競技の朝長なつ美巡査部長(24)、ウェイトリフティングの糸数陽一巡査(25)の3人が出場する。

 12日の壮行会では、警視庁の職員ら約170人が集まり、3人を激励した。

 警視庁・高橋清孝警視総監「これまでの厳しい練習の成果を悔いの残らないように十二分に発揮し、最高のパフォーマンスをしていただきたい」

 佐藤巡査部長は「自信を持って最後の一発まで撃ち抜きたい」と抱負を述べるなど、3人ともメダルを目標に活躍を誓っていた。

 一方、神奈川県警でも12日午前、ライフル射撃に出場する松田知幸警部補(40)の出発セレモニーが行われた。松田警部補は過去2回、ロンドンと北京オリンピックに出場している他、去年5月にドイツで開催された国際射撃連盟ワールドカップでは、10mエア・ピストル競技で準優勝している。

 松田警部補は、「メダル獲得を目指して、スポーツを通じて感動だったり、夢だったり、少しでも与えられたら良いなと思います」と抱負を語った。

 松田警部補は、今後スイスで調整し、31日に現地入りするという。