原爆の日を前に、広島市は平和公園を「ポケモンＧＯ」の対戦場所などから除外するよう、配信会社に要請した。

　２６日夜も、平和公園には「ポケモンＧＯ」を楽しむ多くの人が集まった。こうした事態に広島市は、配信会社に対し、平和公園内をモンスターの対戦場所などから除外するよう要請をした。慰霊の場としての雰囲気を壊さないようにするためで、８月６日まで対処をするよう求めている。

　一方、広島県内でも「ポケモンＧＯ」による事故や違反が起きていることを受け、県警が啓発活動を行った。歩きながらのゲームには特に注意するよう通勤客や生徒らに５００枚のチラシを配り、安全なスマートフォンの使用を呼びかけた。