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「神宮前2丁目」で話題のカレー

2016年7月27日 15:20
「神宮前2丁目」で話題のカレー

 今回のリサーチ小町は国立競技場のすぐ近く、「神宮前2丁目」です。今、このエリアで女性を中心に「カレー」が話題となっているそうです。宮本真智ちゃんがリサーチしました!

■神宮前2丁目には多くのカレー店が
 今、神宮前2丁目というエリアでなぜかカレーが人気!神宮前2丁目とは、原宿駅、千駄ヶ谷駅、外苑前駅に囲まれたエリアです。閑静な街並みの中にアパレル会社やカフェ、個人のブティックなどが点在する文化発信基地です。調べてみると、この狭いエリアには、少なくとも18店のカレーを扱うお店があります。そこで今回は、神宮前2丁目カレーの現場を探ります。

■話題のカレーとは
 まず、向かったのは「MOKUBAZA」。ランチ時ともなれば、若い女性客で大盛況です。カレー店なのになんと女性率70パーセント!そして、1番人気が、多い時は1日100食出るという「チーズキーマカレー」。

 10時間炒めた玉ねぎと数十種類のスパイス、そして独自ブレンドの合いびき肉を混ぜ合わせたルーをご飯の上に丁寧に盛り付けます。そしてその上からかけるのは、とろっとろっのモッツァレラチーズ!最後に卵黄を乗せて出来上がりです。

 続いて向かったのは「リコカリー」。この店のおすすめはマイルドで濃厚なバターチキンカレーと、タイ料理の定番、ひき肉のバジル炒め「ガパオ」のダブルがけ。

■個性的なカレーが多い理由
 このエリアのカレー店は、ナスに梅干しという変わった食材の組み合わせのカレーや、30年前から数々の文化人に愛されてきたカレーなど、どこもバラエティ豊かで、個性的なカレーを出しているんです。その豊かな個性の理由を「MOKUBAZA」の店主に聞いてみると

 「音楽であったり、アートであったり、カルチャーを持った方々がカレー店をやられている気がします。それがカレーに反映されていると思います。」

 実はこのご主人、元グラフィックデザイナー。そして「リコカリー」の店主は、元クラブDJのマネジャーさん。

 ユニークな個性がユニークなカレーを支えていた神宮前2丁目のカレー、一度訪れてみてはいかがでしょうか。