“生き残り”のマグロ死ぬ 葛西臨海水族園
東京の葛西臨海水族園で、2014年からマグロなどが大量死した際、1匹だけ生き残っていたクロマグロが、2日、死んでいるのが見つかった。
水族園によると、2日午後1時半ごろ、クロマグロ1匹が水槽の底に沈んで死んでいるのが見つかった。死んだのは、2014年からクロマグロなどが大量死する中、唯一生き残っていた5歳のクロマグロだった。
水族園が監視カメラの映像を確認したところ、このクロマグロが他の魚につられるように、突然速く泳ぎだし、水槽のアクリルに衝突する様子が映っていたという。
2014年の大量死のあと、水槽内は一時、このクロマグロ1匹だけになっていたが、その後、数種類の魚が追加投入され、現在は、クロマグロ約100匹の他、スマやマンボウなど計145匹の魚が飼育されているという。