最多280本…秋田の夏彩る「竿燈まつり」
秋田の夏を彩る竿燈(かんとう)まつりが3日から始まり、過去最多となる280本の竿燈が観光客を魅了した。
東北を代表する夏祭りの一つ、秋田市の竿燈まつりは、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して行われる夏の伝統行事。大きいもので重さ50キロにもおよぶ竿燈。「差し手」は肩や腰、額などを使って迫力の妙技を披露する。
今年は町内会や企業など74の団体が参加。過去最多となる280本の竿燈があがり、光の稲穂が夏の夜空を彩った。
秋田市の竿燈まつりは6日まで行われ、期間中およそ140万人の人出が見込まれている。