生まれた赤ちゃん過去最少 亡くなった人は戦後最多 厚労省調査
去年1年間で、生まれた赤ちゃんの数は過去最も少なく、亡くなった人の数は戦後最多になったことが、厚生労働省の調査でわかりました。
厚労省の人口動態調査によりますと、去年1年間の出生数は84万2897人で、前の年より3万人弱減り過去最少となりました。出生数が過去最少となるのは6年連続です。
一方、亡くなった人の数は145万2289人と戦後最多で、人口の自然増減はマイナス60万9392人と、初めて60万人以上の減少となりました。自然減は高齢化を背景に15年連続となっています。
一方、婚姻件数は51万4242組で、前の年より4.3パーセント減少し、戦後最少となりました。