ベニズワイガニ漁解禁、新湊漁港で初せり
富山湾に秋の訪れを告げる味覚、ベニズワイガニの漁が解禁され、射水市の新湊漁港で初せりが行われた。
新湊漁港では、沖合約35キロ、水深約1200メートルの富山湾でとれたベニズワイガニ2500匹が初水揚げされた。ベニズワイガニは鮮やかな紅色が特徴で、富山ではズワイガニと同様に人気がある。
初せりでは、仲買人が次々とカニを競り落としていった。せり値は去年の初日より1割ほど高いという。
今シーズンからは、富山産のベニズワイガニを「高志の紅ガニ」と名付けて基準を満たすカニにタグを付けることにしているが、2日は海水温や気温が高いため、品質への配慮からタグを付けなかった。
ベニズワイガニの漁は、11月から来年1月までがピーク。