死者・行方不明者６３人と戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から２年がたった２７日、麓では犠牲者の追悼式が営まれた。

　長野県木曽町で営まれた追悼式には遺族や地元の関係者ら計約１９０人が参列し、噴火時刻の午前１１時５２分に合わせて１分間の黙とうをささげ、犠牲者の冥福を祈った。

　２年前の噴火では５８人が死亡。今も５人の行方がわかっていない。御嶽山は入山規制が緩和され、９合目まで登れるようになっている。