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おととし噴火 御嶽山で慰霊登山

2016年7月1日 20:59
おととし噴火 御嶽山で慰霊登山

 2014年9月に噴火した長野県と岐阜県にまたがる御嶽山で1日、開山式が行われ、式の後に遺族などが8合目まで登り、花を手向けて犠牲者を悼んだ。

 長野県木曽町で行われた御嶽山の開山式には麓の町村長や観光関係者などが集まり、山の安全と災害からの復興を願った。

 現在、御嶽山は噴火警戒レベル2で入山が規制されている。式後には噴火による犠牲者を追悼しようと、慰霊登山が行われ、8合目に到着すると、1人ずつ花を手向けた。

 長男を亡くした遺族「全然まだきのうのことのようで悲しみは癒えていない。悲しいだけだが少しでも息子のそばに行きたいという思いで来た」

 噴火から1年9か月、復興に向けた2回目の登山シーズンが幕開けした。