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18年ぶり…新潟焼山でごく小規模な噴火

2016年5月7日 2:09
18年ぶり…新潟焼山でごく小規模な噴火

 気象庁は、新潟県の糸魚川市と妙高市にまたがる新潟焼山で、ごく小規模な噴火が発生した模様だと発表した。山頂から半径1キロが入山禁止となっていて、気象庁は危険な地域に立ち入らないよう注意を呼びかけている。

 気象庁が6日午後、新潟焼山を上空から調べたところ、山頂の東側にある噴気孔の周辺で南北に約400メートル、東西に約200メートルにわたり火山灰が積もっているのを確認した。これを受けて気象庁は6日夜、「ごく小規模な噴火が発生した模様」と発表した。

 火山灰は先月15日以降のもので噴火した時期はわかっていない。新潟焼山で噴火が確認されたのは18年ぶり。

 新潟焼山では火山性の地震がやや増加しているが、その他の観測データに大きな異常は見られず、気象庁は噴火警戒レベルを最も低い「1」のままとしている。

 新潟焼山は今年3月以降、山頂から半径1キロが入山禁止となっていて、気象庁は危険な地域に立ち入らないよう呼びかけている。

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