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新燃岳小規模噴火の恐れ 気象庁が現地調査

2016年2月24日 17:46
新燃岳小規模噴火の恐れ 気象庁が現地調査

 約4年半ぶりに1日で100回以上の火山性地震が観測された鹿児島と宮崎の県境にある霧島山の新燃岳で、気象庁が現地調査を行った。小規模な噴火が起きる恐れがある。

 23日、霧島山の新燃岳では158回の火山性地震が観測された。1日100回以上、確認されたのは約4年半ぶり。2011年1月、52年ぶりに爆発的な噴火が発生したがその後、大きな噴火は起きていない。しかし今月16日から火山性地震が増えていて、24日も午後4時までに51回観測されている。

 24日、気象庁は地上と上空から山の表面の温度を調べる熱観測などを行ったが異常は見られなかったという。気象庁は小規模な噴火が起きる恐れがあるとして、噴火警戒レベル2を継続し、火口の周辺1キロに警戒を呼びかけている。

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