気象庁「今後1週間ほどは余震に注意を」
14日夜に熊本県で発生した最大震度7の地震で、相次いでいる余震について、気象庁は、今後1週間ほどは震度6弱程度の余震に注意が必要と呼びかけている。
15日午前0時3分頃に熊本県宇城市では最大で震度6強の揺れを観測するなど、体に感じる余震は15日午前9時までに120回観測されている。気象庁によると、余震の数は発生直後で比べると、内陸および沿岸で発生した地震の中では、2004年の新潟中越地震、2008年の岩手・宮城内陸地震に続いて3番目に多く、今後1週間ほどは震度6弱程度の余震に注意が必要。
また、熊本県内を走る活断層の布田川と日奈久断層に沿うように余震が発生していていることから、気象庁はこの活断層が動いたことで地震が起きた可能性が高いとみている。