熊本・町村長会長、高市総務相に支援求める
熊本県の町村長会長を務める嘉島町の荒木泰臣町長が21日、総務省を訪れ、高市総務相に震災からの復旧に向け財政支援を強く求めた。
この中で熊本県町村会の荒木会長が「被災した町村の多くは財政基盤がぜい弱なため国の支援をお願いしたい」と求めたのに対し、高市総務相は「総務省をあげ、やれることを能動的に考えながらやらせていただきたい」と応じた。
荒木会長は交付税交付金の前倒し支給や地方債発行要件の緩和、役場など公共施設の復旧にも国の支援を求め、緊急要望書を手渡した。高市総務相は「東日本大震災の際の対応並みに手厚い支援をしたい」と答えたという。
荒木会長はこのほか、国土交通省や自民党本部にも緊急要望を申し入れた。