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国民栄誉賞に伊調選手「初めて実感できた」

2016年10月20日 21:17
国民栄誉賞に伊調選手「初めて実感できた」

 安倍首相は20日午後、リオデジャネイロオリンピックで4連覇を果たした女子レスリングの伊調馨選手に国民栄誉賞を授与した。

 安倍首相「オリンピック競技大会史上初めて、女子個人種目4連覇という世界的な偉業を成し遂げられ、多くの国民に深い感動と勇気、世界に明るい希望を与えました」

 国民栄誉賞を受賞した伊調選手はリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得し、女子の個人種目としてオリンピック史上初めてとなる4連覇を達成した。

 国民栄誉賞の記念品は、京都・西陣の本袋帯という1枚の生地を筒状に織る着物の帯で、「日本人女性としての誇りである和装の文化を伝えたい」と話していた伊調選手の希望に沿ったものだった。

 伊調選手「賞状と盾と記念品の帯をいただいて、本当に国民栄誉賞という栄誉ある賞をいただけたんだなと、初めて実感することができました。あの帯をこれからどんな着物にあわせていこうかなとすごく今、ワクワクというか、楽しみな気持ちでいっぱいです」

 レスリング選手への国民栄誉賞は吉田沙保里選手に続き2人目。