【鳥取・島根】在来線の運転見合わせ続く
21日午後2時7分ごろ、鳥取県で震度6弱を観測する強い地震があった。
JR西日本などによると、東海道・山陽新幹線は愛知県の豊橋駅から博多駅の間で上下線ともに一時、運転を見合わせたが、すでに運転を再開している。一方、鳥取県と島根県の在来線は安全確認のため全線で運転見合わせが続いている。また、岡山県内の大部分と広島県、兵庫県の一部の路線で運転を見合わせているという。
鳥取空港管理事務所によると、鳥取空港の滑走路に異常はなかったが、滑走路の脇にある着陸用のライトがつかないため、着陸ができない状態になっている。復旧に向け作業中だという。
このため、全日空では、羽田発、鳥取空港行きの便の行き先を変更し、兵庫の伊丹空港に着陸した。また、島根の隠岐空港と出雲空港では滑走路を含め空港の施設に異常はなかったという。