有効求人倍率1.40倍“バブル期以来”
仕事を求めている人ひとりに対し何人の求人があるかを示す有効求人倍率が先月は1.40倍と、25年2か月ぶりの高い水準になった。
厚生労働省によると、仕事を求めている人ひとりに対し何人の求人があるかを示す有効求人倍率は先月は1.40倍と9月よりも、0.02ポイント上昇した。これは1991年の8月以来、25年2か月ぶりの高い水準。都道府県別では東京都が2.07倍と最も高く、沖縄県が1倍と最も低くなっている。
有効求人倍率は2013年11月から36か月連続で1倍台で、厚生労働省は、雇用情勢について着実に改善が進んでいると分析している。
一方、総務省によると、先月の完全失業率は3.0%と9月と横ばいになった。