完全失業率やや悪化も「引き続き改善傾向」
8月の完全失業率は前月比0.1ポイント悪化し、3.1%だった。
完全失業率は、男女別では、女性は2.7%で前月と同じだったが、男性は3.4%で0.2ポイント悪化した。ただし、定年や自発的な理由による退職が増えていることから、総務省統計局は「失業率は21年ぶりの低い水準にあり、雇用情勢は引き続き改善傾向にある」との判断を示している。
一方、仕事を求める人1人あたり、いくつの求人があるかを示す有効求人倍率は、8月は1.37倍で、3か月続けて同じ水準だった。