7月完全失業率 21年2か月ぶりの低水準
7月の完全失業率は3.0%と前の月より0.1ポイント改善し、1995年5月以来、21年2か月ぶりの低い水準となった。
30日朝に発表された7月の完全失業率は、男性が前の月から変わらなかったものの、女性が大幅に下がり、全体では3.0%と改善した。これは1995年5月以来、21年2か月ぶりの低い水準で、総務省統計局は完全失業率が低い状況は今後もしばらく続くとの見方を示している。
一方、厚生労働省によると、仕事を求めている人1人に対し、企業やお店などから何人の求人があるかを示す7月の有効求人倍率は1.37倍だった。これは24年10か月ぶりの高水準だった前の月と同じ。
また、2か月連続ですべての都道府県で有効求人倍率が「1」を超え、職を求める人すべてに1つ以上の求人があるという状態だった。