食料自給率 6年連続39%の低水準
日本の食料自給率は、6年連続で39%と低い水準になった。
農水省によると、昨年度の日本の食料自給率は、カロリーベースで39%となった。6年連続で低い水準。
天候に恵まれ、小麦などの生産は増えたものの、魚介類の漁獲量が減ったり、食生活の変化で米の消費が減ったりしたため、伸び悩んでいる。
ただ、生産額で見た自給率は、野菜や牛肉などの価格が上がったため、66%と前年度から2ポイント上昇した。
政府は、2025年度までに食料自給率をカロリーベースで45%にする目標だが、かなり高いハードルとなっている。