皇太子妃雅子さま誕生日 文書で感想
皇太子妃雅子さまが53歳の誕生日を迎え、体調を崩した愛子さまについて母親としての思いをつづられた。
雅子さまは誕生日にあたり文書で感想を寄せ、7年ぶりに宮中祭祀(さいし)に出席するなど自身の活動の幅が広がったことに触れ、「今年も体調に気をつけながら、できる限りの務めを果たそうと努力して参りました」と振り返られた。
また、今年、愛子さまがさまざまな公務に出席したことについて、「皇族としての自覚と役割を学びつつあるようにも感じます」と、成長を喜ばれた。
一方、9月下旬からの愛子さまの体調不良については、「皆様には大変ご心配をおかけ致しました。お陰様で、現在は体調もかなり回復し、残り少ない中学校生活の日々を大切に送りながら、勉強に取り組んでいるように思います」と報告し、「これからも色々な経験を積みながら、より大きく成長していってもらえるよう願っております」と母親としての思いをつづられた。
また、天皇陛下の「退位」をめぐるお気持ち表明について、「テレビ放送を厳粛な思いで拝見し、陛下のお気持ちを重く受け止めております」と述べられた。
医師団は、雅子さまの体調について、「着実に回復してこられている」と見解を発表している。