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混乱の責任とり 日本将棋連盟会長が辞任へ

2017年1月18日 14:03
混乱の責任とり 日本将棋連盟会長が辞任へ

 将棋のプロ棋士が対局中、不正にソフトを使用した疑惑を巡って混乱したことの責任をとり、日本将棋連盟の谷川浩司会長が辞任することが明らかになった。

 この問題は、去年、対局中にソフトを不正に使用した疑いを指摘された三浦弘行九段が、日本将棋連盟から、一時、公式戦の出場停止処分を受けたもの。しかし、先月、第三者委員会の調査で、「不正の証拠はない」と結論づけられ、三浦九段は「処分は不当だった」などと訴えている。

 日本将棋連盟の谷川浩司会長は18日にコメントを発表し、「年末年始をはさんで考えた結果、三浦九段に誠意をお伝えするには、会長が辞任するのが一番という結論に至りました」として会長職辞任を明らかにした。

 谷川会長は、18日午後3時から記者会見する予定。