被災ピアノを再生しコンサート、福島・南相馬市 東日本大震災あすで13年
東日本大震災から、11日で13年です。福島県の南相馬市では被災した小学校のピアノを再生して、コンサートが開かれました。
9日午後、南相馬市で「祈り」と題したコンサートを開いたのは、自身も被災した浪江町出身のピアニスト・吉田昂城さんらです。
この日は13年前、津波に襲われた請戸小学校の2階に残されていたピアノを奏で、郡山交響楽団とともに鎮魂や平和への祈りを伝えました。
南相馬市の小学生「ピアノがとても心に響いて、とても良かったです」
南相馬市の人「復興にかける願いとか思いとか、そういうものを感じる、本当に来て良かったと思うコンサートだった」
吉田さんは「今後もコンサートを続けていきたい」と話しています。