ヒアリ死亡例“未確認”環境省が表現削除

国内で相次いで発見されているヒアリについて、環境省ではこれまで「アメリカで年間100人程度の死亡例もある」などと説明してきたが、「海外での死亡例が統計上は確認できていない」として、こうした表現をホームページから削除した。
ヒアリの毒性について環境省は、専門書などに基づいて「アメリカで年間100人程度の死亡例もある」などと説明してきたが、その後、公式な統計ではこうした海外での死亡例が確認されていないことが分かったという。
統計上の死亡例は台湾や中国でも確認されておらず、環境省は該当する表現をホームページなどから削除した。
環境省では毒性の強いヒアリの国内への侵入に引き続き警戒していて、正確な情報で「正しく恐れるように」と呼びかけている。