“健康的は時代遅れ”子供にも日焼け対策を

長年、紫外線を浴びるとシミやシワだけでなく、皮膚がんにつながるなどの影響があると言われている。幼少時から「日焼け対策」を意識させることも重要だ。
■「日焼け」は慢性的な炎症
夏休みは、子どもがレジャーなどで日焼けをする機会が増えるため注意が必要になる。日焼けの原因である紫外線は年々、増加傾向にある。実は、肌が黒くなっているのは慢性的に炎症を起こしているだけなのだ。
医師「知らないうちに黒くなっている、それも防御しないと(紫外線が)皮膚の中に入って、皮膚を守る繊維をダメにしてしまうんですね」
■「ラッシュガード」「サングラス」は定番化
ある幼稚園では、水浴びの際、親の判断で「ラッシュガード」を着用している子どもが約7割にのぼる。これは日焼けを防ぐための服で、UV加工が施され、水着の上に着て水にぬれても重くなりにくく、乾きやすい素材でできている。
日焼け止めはもちろん、定番なのが子ども用のサングラスだ。日焼け対策にサングラスの着用を推奨する幼稚園もある。子どもがケガをしないように柔らかいプラスチックなどの素材にも配慮されている。
■幼少期から「日焼け対策」の意識を
最近では、テレビやインターネットなどから、紫外線や日焼けの情報が入ってくるため、母親たちの紫外線対策の意識は、以前よりも高くなっている。特に「皮膚がん」を懸念する声も多い。日焼けを防止するためには、小さい頃から子どもたちにその対策を意識させることも重要だという。