津波で全壊 南三陸町役場が再建、記念式典
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東日本大震災の津波で町役場の建物が全壊した宮城県南三陸町で高台に再建が進められてきた新たな庁舎が完成し、3日、記念の式典が開かれた。
3日の式典では、町の職員ら関係者がテープカットなどを行い、完成を祝った。南三陸町の新たな町役場は津波で被災した前の場所から2キロほど北側の高台に再建された。鉄筋コンクリート3階建ての建物は震度7の地震にも耐えられる設計で、地元産の木材がふんだんに使われ、中には住民のためのフリースペースも設けられている。
新たな町役場での業務は4日から始まる。