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大飯原発1・2号機廃炉決定 地元に伝える

2017年12月22日 12:18
大飯原発1・2号機廃炉決定 地元に伝える

関西電力は福井県の大飯原発1・2号機を廃炉にすることを決め、22日、地元に伝えた。

関西電力の岩根茂樹社長は福井県の西川知事を訪ね、2年後に運転開始から40年を迎える大飯原発1・2号機の廃炉を決定したと伝えた。

大飯原発1・2号機は格納容器の構造が「アイスコンデンサ」方式という国内唯一のタイプで、格納容器内のスペースが他の原発に比べて狭いことから、原発の新たな規制基準に定められた安全対策工事を実行することが技術的に難しいとしている。

大飯原発1・2号機はいずれも出力が117.5万キロワットで、福島第一原発を除いて出力100万キロワットを超える大型の原発が廃炉になるのは初めて。