視力1.0未満 小中学生の割合、過去最多
文部科学省の調査で、視力が1.0未満の小中学生の割合が、調査開始以来、最も多くなったことがわかった。
文部科学省が、5歳から17歳までを対象に行った調査によると、今年度、視力が1.0未満の割合は、小学生で32.46%、中学生は56.33%と、調査開始以来、いずれも最多となった。スマートフォンや電子機器の使用が増えていることが要因のひとつとみられている。
また、難聴以外の耳の疾患についても増加しており、小・中・高校で最多となった。一方で、虫歯については減少傾向が続いていて、中学生・高校生では最も少なくなった。