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自分なりのベストポジションを築いて仕事を

2018年3月16日 15:59
自分なりのベストポジションを築いて仕事を

世の中で議論を呼んでいる話題について、意見を聞く「opinions」。今回の話題は「女性って不利?」。PRプランナーとして活躍し、海外で留学やインターンを目指す人のキャリア支援も行っている上村由依氏に聞く。

化粧品メーカーが働く女性に「女性であることが不利と感じるか」を聞いたところ、「不利だと思う」「どちらかと言えば不利」と答えたのは合わせて45.4%だった。

また、「働く上で壁になりうること」で上位にあがったのが、「出産・子育てに関すること」「生理に伴う不調」「昇進」だった。ネット上ではこんな声があがっていた。

「出産したら職場復帰は難しい」
「評価をするのは男性。男に甘く女に厳しい」
「男女平等が都合よく解釈されると不便」


――上村さんに、この話題についてのご意見を伺います。フリップをお願いします。

「ベストポジション」。私個人としては、あまり女性だから不利だとは感じたことがないんです。でも、やっぱり女性として悔しい思いは多少したことがあります。

例えば、「女性だから男性の上司に気に入られていいよね」とか、結果を出しているからではなく女性だから認められているというようなことを、直接言われることもありました。

「ベストポジション」というのは、女性だから、男性だから…ではなく、1人の人間としてベストポジションを築きながら、仕事ができるといいなという意味です。

たぶん、男性になってみたらなってみたで、意外と男ならではの悔しさとかもあると思うんです。例えば、キャバクラに行って飲まなきゃいけないとか、彼女にそれで怒られるとか、そんなこともあるだろうし、性別によって不利有利というのはそれぞれあると思います。

例えば、営業が得意だったら数字や成績にこだわるのもありですし、仕事が苦手という人でも、後輩たちを励ますことができるので後輩からの信頼が厚くて、会社にとって必要な人材であるとか、色んなポジションを築くことができると思うので、「ベストポジション」にしました。


――その人に合ったポジションということですね。


■上村由依氏プロフィル
PRプランナーとして活躍。ニューヨーク在住中にPRの仕事に出会い、29歳で会社を設立。ファッションやIT関連の中小企業などを中心にPRプランニングを手がけている。また、海外で留学やインターンを目指す人のキャリア支援も行っている。


【the SOCIAL opinionsより】

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