日大教職員組合 理事長らの退陣要求提出
日本大学のアメリカンフットボール選手の悪質タックル問題で、日大の教職員組合が理事長や常務理事である内田前監督の退陣を求める「要求書」を大学側に提出した。
31日午後6時前に大学側に提出された要求書ではトップの田中英壽理事長やナンバー2で常務理事の内田正人前監督を名指しした上で、来月末までに内田氏を含む5人の常務理事全員を解任し、田中理事長と大塚吉兵衛学長も自ら辞任することを求めている。
日大教職員組合「(日大が)変わるためには理事長、常任理事、そして学長にも辞任を求めていきたい」
日大の教職員組合は、問題の本質にはアメフト部にとどまらず、「上意下達の権威主義的な体質」があり、組織の抜本的な改革が必要だとしていて、大学トップの総退陣へと要求を強めている。