復元工事完了 名古屋城本丸御殿、内部公開
名古屋城・本丸御殿の復元工事が完了し、内部が報道陣に公開された。
公開されたのは、将軍が宿泊するための絢爛(けんらん)豪華な「上洛殿」や、将軍専用の風呂場「湯殿書院」、そして、清洲城内にあった徳川家康の宿舎を移築したと伝わる「黒木書院」。
名古屋城・本丸御殿は城郭建築の最高傑作といわれ、国宝にも指定されたが、第二次世界大戦の空襲によって全焼してしまった。
その後、観光の柱の一つとして、建設当時の姿を再現するため、2009年から復元工事が進められてきた。一般公開は今月8日から。