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復興のシンボル「三連水車」が再稼働

2018年6月17日 12:17
復興のシンボル「三連水車」が再稼働

去年7月の九州北部豪雨の被災地、福岡県朝倉市で、復興のシンボルになっている「三連水車」が17日、再び動き始めた。

福岡県朝倉市の三連水車の上流にある山田堰では、17日朝、水門が開かれた。水が流れ出すと水車がゆっくりと回り始め、周辺の田んぼを潤していく。

三連水車は去年7月の豪雨で被災し、一時動かなくなったが、土砂や流木を撤去して、およそ1か月後に復旧した。

ことしも田植えの時期に合わせ稼働させることができ、関係者たちは復興への思いを新たにしていた。

農家・藤井謙二さん「水車が回り始めると田植えの準備が始まる。復興のシンボル、水車が回り始めるということは」

豪雨から来月5日で1年。三連水車は稲刈りが終わる10月中旬まで回り続ける。