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五輪聖火リレー 福島からスタートし東京へ

2018年7月12日 11:24
五輪聖火リレー 福島からスタートし東京へ

2020年東京オリンピックの聖火リレーは、東日本大震災で被災した福島県からスタートして全国を回り、東京に到着することが決まった。

聖火は2020年の3月26日に、福島県からスタートして南下し、四国、九州、沖縄を回ったあと、日本海側を北上。北海道を回ったのち、岩手、宮城へ再び南下する。その後、静岡から首都圏を経由し、およそ4か月をかけて、最終的に東京に到着する。

日程はそれぞれ2日間ずつを基本として、福島、宮城、岩手の被災3県と、複数の競技会場を持つ神奈川など4県はそれぞれ3日間、開催都市の東京都は15日間かけて回る。

組織委員会は、スタート地点に福島県を選んだ理由として、いまも避難者が最も多く、原発事故と地震による津波の複合災害で被災したことなどを挙げている。

今後、各都道府県でルートの詳細を検討し、来年の春から夏にかけて組織委員会が取りまとめるとしている。