刑法犯罪、戦後最少を更新…若者の犯罪減少
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今年の警察白書が発表され、刑法犯罪の認知件数が戦後最少を更新する中、近年、若者による犯罪が急速に減っていることが分かった。
今年の警察白書が発表され、刑法犯罪の認知件数が平成14年に戦後最多の約285万件に達して以降、減少に転じ、去年はピーク時の3分の1以下、約91万5000件となったことが分かった。
若者による犯罪が減少したのが一因で、人口1万人あたりの検挙人員では、14歳から19歳が平成元年以降、圧倒的多数を占めていたが、平成15年をピークに大幅に減り、去年はピーク時の5分の1ほどになった。
警察庁は、若者による犯罪が減少した理由を、官民一体の犯罪対策や少子高齢化、若者の規範意識の高まりなどが影響していると分析している。