“テスラ”市長の198万円“机と椅子”オークションに出品 市川市
千葉・市川市は、村越祐民前市長が使用した当時198万円で購入した机と椅子をインターネットオークションに出品すると発表しました。シャワー室設置とテスラ車導入に「税金の無駄遣い」と批判が殺到した村越前市長は、今年3月の市長選で落選していました。
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市長時代に約360万円をかけ市長室にシャワー室を設置し、公用車には1台1000万円を超えるアメリカの電気自動車メーカー「テスラ」の車を導入した千葉・市川市の村越祐民前市長。「税金の無駄遣い」などと批判が殺到し、今年3月の市長選で落選しました。在任期間中に買った物は、他にもありました。
市川市議会 大久保たかし市議(2021年6月)
「市長室の家具金額について、市民のみなさまには理解していただけるとお考えでしょうか」
市長室の机と椅子を198万円ほどかけて購入していました。
市川市は27日、この机と椅子をインターネットオークションに出品すると発表しました。家具デザイナーのジョージ・ナカシマがデザインした机と椅子は、当時約198万円で購入しましたが、最低価格は148万円ほどになっています。
参加申し込みは27日午後1時から来月14日までで、その後、入札を行うということです。市川市は「売り上げは一般会計の財源に充てたい」と話しています。