「桐島聡」名乗り死亡の男 DNA型鑑定「親族関係に矛盾がない」
連続企業爆破事件で指名手配されている桐島聡容疑者を名乗り、死亡した男について、DNA型鑑定で桐島容疑者の親族と「親族関係に矛盾がない」という結果が出たことがわかりました。
神奈川県内の病院に入院中に桐島聡容疑者と名乗り、先月29日に死亡した男について警視庁公安部は本人確認の捜査を進めています。
桐島容疑者本人のDNA型は残っていないため、警視庁公安部は桐島容疑者の複数の親族のDNA型を使って調べていますが、その後の捜査関係者への取材で、一部の親族と「親族関係に矛盾がない」という鑑定結果が出たことがわかりました。
こうした中、警視庁公安部は2日午前、神奈川・藤沢市にある男の自宅に爆発物取締罰則違反の疑いで家宅捜索に入りました。
警視庁は引き続きDNA型鑑定による捜査とともに家宅捜索で桐島容疑者本人の特定につながる資料を押収するなどして裏付け捜査を進めています。