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長崎市長「核兵器禁止条約に賛同を」

2018年8月9日 12:17
長崎市長「核兵器禁止条約に賛同を」

長崎は9日、73回目の原爆の日を迎えた。平和祈念式典で長崎市の田上市長は、日本政府に対し核兵器禁止条約に賛同するよう求めた。

73回目の原爆の日、長崎は深い祈りに包まれている。

平和祈念式典には、安倍首相らのほか、国連のグテーレス事務総長が初めて参列した。

長崎原爆の犠牲者は、この1年で新たに死亡が確認された3511人の名簿を奉安し、17万9226人となっている。

平和宣言 長崎市・田上富久市長「日本政府には唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約に賛同し、世界を非核化に導く道義的責任を果たすことを求めます」

長崎市の田上市長は、南北首脳会談や米朝首脳会談に触れ、後戻りすることのない非核化が実現することへの期待も示した。