東北、北陸で大雨 土砂災害などに警戒を
活発な前線の影響で、東北や北陸を中心に大雨となっている。16日夜にかけて、土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要。
山形県内は16日の未明から激しい雨が降っており、冠水した道路を水しぶきを上げて走る車がみられた。西川町大井沢では、16日朝、1時間に31ミリの激しい雨が降り、24時間の雨量は、140.5ミリに達している。これは8月として観測史上1位の大雨。
また、青森県でも大雨となり、南部町を流れる馬淵川では午前4時頃、氾濫危険水位を超え、茶色い濁流が流れていた。
このあとも北日本から西日本にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、17日朝までの予想雨量は、東北や北陸で150ミリ、関東甲信で100ミリなどとなっている。
土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒するとともに、落雷や突風などにも注意が必要。