女子学生たちの潜在力で地域課題解決を
女子学生の可能性を広げる活動をしているハナラボ代表理事・角めぐみ氏。そんな角氏のもとで女子学生たちはいま、一体どんな活動をしているのか。長野県塩尻市で行われているという彼女たちの活動の現場に迫る。
――角さんのもとで、女子学生はいまどんな活動をしているんでしょうか?
ハナラボでは最近、長野県の塩尻市で商品開発のプロジェクトを行っています。まず、塩尻市内でフィールドワークをしながら、地域の魅力や課題を見つけていって、そこから地域課題解決につながる商品開発をしようというものです。今年度中に商品を販売するという計画で進んでいます。
――実際に女子学生のアイデアをどうご覧になっていますか?
彼女たちの潜在力はすばらしいです。企画などをやったことがない子たちがほとんどなんですけれども、現場に入って色んな魅力を発見していくところは、本当に様々な力を発揮していると思います。
――一方で角さんは、学生たちにどう関わっているんでしょうか?
ハナラボでは、デザイン思考を用いてアイデアを出していくことを大切にしています。そこでアイデアを出すためのプロセスも、私たちがファシリテーションしながら彼女たちの潜在力を引き出すということをやっています。
――アイデアの部分では、まだそういった手助けが必要と感じられますか?
そうですね。色んなところで手助けは必要なんですけれども、彼女たちは日々どんどん色んな事を学んで成長しています。
■角めぐみ氏プロフィル
ハナラボ代表理事。女子学生の可能性を広げる活動を行っている。2008年に女子学生のためのウェブメディアをオープン。2011年からは、社会課題の解決のため自治体や企業などとコラボする活動をスタート。女子学生のリーダーシップなどを育み、未来の社会変革の担い手づくりも続けている。
【the SOCIAL guestより】