台風２１号で閉鎖されていた関西国際空港では、７日から国内線の一部が再開する。

関西空港第２ターミナルには、急きょ再開したとはいえ利用客らが徐々に増えてきていて、大きな混乱もなく、１便目の保安検査が締め切られた。

関西空港では、台風２１号の影響を受け、２日あまりにわたって全便が欠航していたが、被害の少なかった第２ターミナルを使って、７日から運航が再開される。

再開後、最初の便となるのは「ピーチ」の午前１１時５０分発の新潟行きで、「ピーチ」が成田や長崎などとを結ぶ出発・到着合わせて１７便を、「日本航空」が羽田とを結ぶ２便をこのあと運航する予定。

一方、運営会社の社長は７日午前、記者団に対し、第２ターミナルでは、８日から、国内線だけでなく、国際線も再開すると明らかにした。被害の大きかった第１ターミナルも１週間以内に再開する方針。

しかし、依然としてタンカーが衝突した連絡橋の完全復旧のメドは立っておらず、空港への交通手段には影響が残ったままとなりそうだ。