地震死者40人に 計画停電回避への動きも
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震度7を観測した北海道胆振東部地震で死者は40人となった。北海道内では、計画停電を回避するための動きも広がっている。
震度7を観測した厚真町では、10日未明、幌内地区で最後まで安否が分からなかった男性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認された。これで今回の地震による死者は40人に上った。
北海道内では、依然として多くの人が避難所での生活を余儀なくされている。厚真町や安平町ではボランティアの受け付けを開始し、すでに全国各地から申し込みがあるという。
ほぼ停電が復旧した道内では、各地で「節電」への取り組みが見られた。札幌の東急百貨店では、店内の照明を2割ほど節電しているほか、エレベーターも半分の運用を停止している。
札幌の地下鉄では、朝や夕方のラッシュ時を除いた平日の日中に、1時間に1本程度運行本数を減らした。
このほか、札幌では、市電も同じ時間帯に間引き運転、JRは、札幌と旭川や室蘭などを結ぶ特急列車あわせて15本を節電のため運休にしている。