熊本で猛烈な雨…秋雨前線の影響 警戒を
活発な秋雨前線の影響で、九州では大雨となっている。特に熊本県では猛烈な雨が降った所もあり、土砂災害などに、厳重な警戒が必要。
九州北部では大気の状態が非常に不安定となっていて、熊本県では昼過ぎから局地的に雨雲が発達している。益城町付近では約110ミリ、御船町付近で約120ミリ、山都町矢部付近で約110ミリ、西原村付近で約110ミリなど、1時間に約110ミリから120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。
この時間も熊本県で雨雲が発達していて、20日夜遅くにかけて、九州南部へゆっくりと南下する予想。熊本県では20日夜遅くまで1時間に60ミリの非常に激しい雨が降り、21日夕方までの雨量は、多い所で120ミリに達する予想。土砂災害や低い土地の浸水、河川のはん濫などに、厳重な警戒が必要。